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新しい考え どくだみちゃんとふしばな6 (幻冬舎文庫)

新しい考え どくだみちゃんとふしばな6 (幻冬舎文庫)

新しい考え どくだみちゃんとふしばな6 (幻冬舎文庫)

作家
吉本ばなな
出版社
幻冬舎
発売日
2021-12-09
ISBN
9784344431478
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新しい考え どくだみちゃんとふしばな6 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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いこ

著者は、ここ数年間で両親と親友何人かを亡くし、犬猫まで三匹も亡くして、すっかり悟りを開いてしまった感じ。名言が沢山あった。例えば「人生はほんとうにあっと言う間で、好きな人を好きでいる時間しかない」とか「病気に自分の持っているいろんなものをあげちゃいけない。人生を病気が柱であるものに変えてはいけない。楽しむ主導権は自分なんだ」とか。いつも小さな病気ばかりしている私には刺さりまくった。今、病気に限らず色んなことで苦しんでる人、できる限りでいいから、どうか楽しんで。人生は短い。できる限り幸せにいこうって誓う。

2022/02/01

ちいこ

早く読み進めたいのをグッと我慢してちまちまと。ちまちま読みすぎて、ほかの本を読んでいないことにびっくり。

2022/03/23

sazen

ばななさんの言う新しい考え、とはつまり自分自身への信頼の完成あってのことだと感じる。義務教育期間の息子さんの話がまさに象徴的。本来、学校へ行っているべき期間にゲーム三昧の日々を送りその後、自分の意志で勉強して中卒の資格を得たという。自分の子供をそこまで信用できる(=俯瞰できる)のは、親が自分の人生や生きる力を信じていればこそ。一つ一つはとりとめのない内容だが、ちゃんと「生きる」が詰まっていて、ついつい夢中で読んでしまった。

2022/05/09

なき

電車に乗る前、本を持ってきてないことに気づき、駅構内の本屋で急遽購入。はじめての吉本さんのエッセイだったけど良かった、穏やかだけど、何者にもおもねらない文章が。情景やエピソードがぱっぱと移り変わるので最初戸惑ったけど、それが吉本さんらしい自由なエッセイなんだろう。下町らしい馴染みやすさ、プロの作家だけど「普通」の感覚を忘れない人なのかも。全部受けとめるのは難しいけど、読んでいるとふっと刺さる文章がある。そして、ちょっぴり救われる。 メルマガで配信されてるらしい。これは文庫本よりスマホで手軽に読みたくなる。

2021/12/23

るむ

寝る前に、少しずつゆっくり読みました。心にしみます。正しくありたい、心の声のままに生きたいと思いつつも、つい周りの意見や反応を気にして流される自分が哀しい。いつか、宇宙タイミングでばななさんにバッタリ会えたときに、心地よいオーラを感じてもらえるように生きていきたいと思います。

2022/11/20

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