この先には、何がある? (幻冬舎文庫)
この先には、何がある? (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
ゆきらぱ
午前中に買ってきて読みふけった。 群ようこさんのいわば自伝的。私は群さんのエッセイをずっと読んでいるのであーこの代官山の会社覚えてる!あーこの家具買ったお店って大塚家具だよね!とか確かめながらの読書だ。三十何年分を遡り、大笑いしたり泣いたり(泣けた)、自分の事も思い出しながら読んだ。群さんにも色々あって、そしてこんな私にもささやかながら色々あったなあと思う。最初に読んだのは「姉の結婚」92年の事だ。そんな昔なのに買ったお店の名も本が棚の高い所にあったのでお店の人に取ってもらった事も思い出せるから本て不思議
2022/02/11
ユンジェ
読みながら「ん?以前に読んだかも」と思いながら読了。何度よんでも面白いからいいか~。かもめ食堂の映画 もう一度観たくなった。
2022/07/09
あらばまやまねこ
昔読んだ「別人群ようこができるまで」のその後30数年分、といった感じの内容。群さんの自分語りは昔からなんというか「諦め」みたいな雰囲気を感じていたが、物書きになりたくてなったわけではないという謙虚さと、仕事がなくなったら次を探せばいいかという潔さに由来していたのかもしれない。
2022/04/01
りょう
久しぶりに紙の本。群さんの作品は全部ではないけど、わりと読んでいます。彼女のこれまでの自伝的エッセイ。思ってた以上に働いてきたんだなあ。
2022/08/27
CEJZ_
1P15行。元の本は2019年刊。群ようこが大学卒業後から職を転々とし、作家専業になり40年ほど。そのライフストーリー、自伝的エッセイ。群ようこのエッセイは単行本も文庫もコンスタントに発売され、読んでも読んでも未読作品は減らない。この先には何がある?ってこっちが聞きたいような、身も蓋もないタイトルにも感じるが。鷺沢萠とのエピソードが興味深かった。新潮社の中瀬ゆかりとのエピソードも。エッセイをたくさん出せて、なおかつ売れる作家は幸せだ。この先もどれくらい群ようこのエッセイが出るのか、見かけたら読むのみ。
2022/04/18
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