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毒島刑事最後の事件 (幻冬舎文庫 な 31-6)

毒島刑事最後の事件 (幻冬舎文庫 な 31-6)

毒島刑事最後の事件 (幻冬舎文庫 な 31-6)

作家
中山七里
出版社
幻冬舎
発売日
2022-10-06
ISBN
9784344432369
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毒島刑事最後の事件 (幻冬舎文庫 な 31-6) / 感想・レビュー

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のり

連続射殺事件・出版社連続爆破事件・連続暴行事件と世間を騒がす事件が頻発するが、警視庁一の検挙率をほこる「毒島」は、容疑者を挙げるが、事件の裏に別の顔をみる。しかし、毒島の毒舌振りはアッパレである。突かれたくないところを容赦なく攻めまくり、巧みに引き出す。「教授」の存在にもいち早くたどり着く。この手の犯罪者はほんと手に負えない。職を賭けての戦い。しかも「犬飼」も登場。「作家刑事毒島」も読まなくては。

2023/12/27

ま~くん

警視庁No1の検挙率を誇る超捻くれ者の毒島刑事と絶対に表には出て来ない狡猾な犯人との頭脳戦。すれ違う人を刺殺、出版社の連続爆破、女性の顔面に突然濃硫酸をぶっかける等残酷な犯罪が次々に発生。卑劣な犯人を逮捕するため毒島が取った手法にはただただ唖然。又、要所で飛び出す数々の毒舌には腹を抱えて笑わされた。他人を操って悪事を働くのは最低。他人の弱みを徹底的に突いて自我を崩壊させるのは最悪。最低(真犯人)と最悪(毒島)のガチンコ対決の結末は。中山作品の中でも特異なキャラクター毒島刑事。必ず復活すると期待したい。

2023/06/20

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/09/post-a03851.html まさに「痛快ミステリー」。一気読みしてしまいました。

2023/09/06

ほんた

後に作家となる毒島が,警視庁にいた時の話。いろいろな事件の短編集となっていて,各章の最後には「教授」という人物が絡んでいることを匂わします。各短編も面白いですが,最後の結末まで二転三転「大どんでん返し」に唸ります。 https://hontablog.com/毒島刑事最後の事件

2023/01/13

TAKA

毒島が小説家になる前の刑事時代の話。短編連作で教授という黒幕の正体を突き詰めていく。人をコントロールするということはされる側と一致する何かがあれば容易いことなのか。復讐となれば安易ないことかもしれない。毒島さんの毒舌はピカ一だけど内容は間違ってない。すこぶる冷徹だけど。新人時代の犬飼が毒島の部下として登場。

2024/05/31

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