KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

彼女たちの犯罪 (幻冬舎文庫 よ 27-2)

彼女たちの犯罪 (幻冬舎文庫 よ 27-2)

彼女たちの犯罪 (幻冬舎文庫 よ 27-2)

作家
横関大
出版社
幻冬舎
発売日
2022-10-06
ISBN
9784344432390
amazonで購入する Kindle版を購入する

彼女たちの犯罪 (幻冬舎文庫 よ 27-2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

keiトモニ

損傷の激しい遺体が嵌めていた腕時計をイケメン医師神野智明が確認“間違いないです。妻のパテック・フィリップです。結納の時両親から彼女にプレゼントした奴です”パテックフィリップを検索すること中古で1千万円代がぞろぞろ。私の結納金はやっとこさで捻出したウン十万円だった。しかし愛があればいいのだ。さて神野智明の愛人繭美は“もう一度名簿に視線を落とし神野智明の住所を見る。このまま終わらせたくない。絶対に”…おおコワ。だから女性には気を付けンとナ。刑事上原が述懐“神野の周囲に女あり…全く女は理解できない生き物”だと。

2023/03/20

JKD

現代のさるかに合戦?智明を取り巻く女性たちの企てた作戦が刑事上原の巧みな推理で紐解かれる。出てくる女性たちの思惑は底知れないものばかり。帯に書かれた「まったく女というのは理解できない生き物だ」に共感。真相に迫って行く過程と途中のどんでん返し、ラストの切ないシーンなど盛りだくさんで楽しめました。

2022/11/09

なっち

読み始めたタイミングでちょうどドラマがスタートしたようで、そちらを視聴することなくこの本を楽しんだ。裏表紙のあらすじを見て面白そうだと思った勘にハズレはなかった!!どこか昔っぽいのは時代背景が昭和から平成に変わるころの話だから。お姑さんと食べる昼ご飯を毎日自分が用意するなんて…ゆかりはすごいよ。

2023/07/26

mayu

イケメン医師と結婚し、夫の両親と暮らす由香里の遺体が発見されたニュースから物語は始まる。自殺なのか殺人なのか、由香里の思惑とは…。設定が昭和だからなのか、義理の母達からのお手伝いの様な扱いや子供を産む事を強制する姿に辟易させられる。そして何より夫が最低。結婚を焦る繭美、夫の智明、刑事や旅館で働く仲居、様々な視点で進む物語は先が気になるものの、出てくる女性達の誰にも好感が持てずモヤモヤする。今まで読んだ横関さんの作品とは違い、なんだかすっきりしない感じの作品。

2022/10/14

ぴ〜る

なんだか女性の怖さを垣間見た気がする。どの登場人物にも気持ちを寄せる事はできないけれど面白かった。

2022/11/01

感想・レビューをもっと見る