せきれいの詩 (幻冬舎時代小説文庫 む 12-2)
せきれいの詩 (幻冬舎時代小説文庫 む 12-2) / 感想・レビュー
ekoeko
尾張徳川五兄弟の絆のお話。徳川の存続が難しいなら美しく終わることを願っていた長兄・慶勝がもう無理だと悟り慶喜の顔だけは生涯見たくないと思う場面が印象に残る。陸ノ介に船を降りろと言った徳川慶喜が本当に嫌な奴だった。
2023/03/15
ちゃくま
新聞の書評面で紹介されていたので手に取ったのだけれど、期待外れだった。 あらすじの記載から陸ノ介と澪の2人が主人公として描かれるのかと思いきや、実際のところ、途中から徳川慶勝視点の物語にシフトしていって、あれれと思った。個人的には陸ノ介あるいは澪視点のままの物語で貫いて欲しかった。
2023/01/13
yoko
高須藩の4兄弟は知っていたが幕末の選択する難しさの中での兄弟の迷いと苦衷がわかった。陸の介た澪を登場させたことで小説になったのだと思いました。
2023/01/18
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