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昨日のパスタ (幻冬舎文庫 お 34-20)

昨日のパスタ (幻冬舎文庫 お 34-20)

昨日のパスタ (幻冬舎文庫 お 34-20)

作家
小川糸
出版社
幻冬舎
発売日
2023-02-09
ISBN
9784344432680
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昨日のパスタ (幻冬舎文庫 お 34-20) / 感想・レビュー

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のぶ

小川さんの一連の日記エッセイの最新刊。今回は2020年1年間の出来事が描かれていたけれど、相変わらず面白い。人の生活を垣間見るのはなんでこんなに興味深いのだろう。ここ数年はほとんどベルリンでの生活を綴ったものだったけれど、この年は日本に帰国しての一年間の生活記。折しもコロナが始まった年で、大変な毎日だったろうけれど、いつもの通り前向きな姿が微笑ましい。本作でも料理の話題が中心になっていて、日本では日本の料理。ヨーロッパでの料理に慣れてきたので、何か不思議な気分になった。これからも続いてほしいシリーズ。

2023/02/21

ふう

NHKの著名人の台所を拝見する番組で、小川さんのキッチンを見ました。東京と八ヶ岳に住まいがあって、八ヶ岳山荘のキッチンは正面の大きな窓から森が見えていました。そのすてきなキッチンで、ゆったりと料理を楽しむ小川さんの、読む方もゆったりとした気持ちになれるエッセイです。特別手の込んだ料理ではなく、素材の持ち味を生かしたシンプルさがいいなと思いました。かきの唐揚げと昨日のパスタは試してみたいレシピです。ところどころに小川さんの意外な面も描かれています。「ふざけんなよ!」「ワルイヌ」「銭湯のあとのビール」「桃尻」

2023/09/23

ネギっ子gen

【本当に、何が起こるか分からないのが人生だ】2020年、ベルリンから日本に戻った著者のエッセイ。<檜原村から舞茸が届いたのだった。健康的なプリップリの舞茸で、それで最初はきりたんぽ鍋を作った。それでも余った分を、今度はパスタにしていただく。出来立てももちろんおいしいのだけど、醍醐味は次の日だ。昨日のパスタなんて食べられたものじゃない、と思われそうだけど、これがどっこい、いい味を出すのである。きっと、ショートパスタだからだろう>。昨日のカレーは美味しさの定番だが、昨日のパスタも同様に、捨てがたい味だ、と。⇒

2023/06/10

布遊

糸さんが、ベルリンから東京に帰ってからの1年間のエッセイ。お仕事忙しいのに、美味しいものを手作りしている。キュウリのサラダは、早速作ってみた。

2023/05/04

Shoji

普段の生活を綴ったエッセイ。食事のことやペットのことなど、とりとめのないことを書き綴っているだけなのに、すごく素敵な文章です。到底マネできません。凡人が書くと単なる日記です。文才ってすごいなと思った。

2023/02/20

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