夜刀の神つかい(8) (バーズコミックス)
夜刀の神つかい(8) (バーズコミックス) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
ハセの哀切さが牙を剥く。恋ってそういうもんだよね。失って初めて響いてくるという・・・。岸さん、八重樫さんや久米さんに続く死亡フラグかと思いきや、間一髪助かりましたね、でもまだまだ人間には辛い戦いが続きます。人間をやめていた浅野博士の狂気、人間を辞めさせられた結城さんの狂気。危機また危機の連続にハラハラ。
2017/06/05
Fumitaka
ハセ、そんなカジに入れ込んでたのか(p. 34)。この話は屈強そうに見えて歪んだ愛の持ち主の男のオンパレードだな。この作品における吸血鬼とは世界の在り方に変化が生じた人間(?)という解釈(pp. 106-108)が登場。吸血鬼が心臓を貫かれると滅びるのは今でもロシア語で「墓に杭を打ち込む」という諺が「完全にとどめを刺す」という意味であるように、「大地から悪霊が逃げられないようにする」みたいな意味らしいです。初期の話に出て来た「目をやられると動けなくなる」(p. 141)が後半戦でも生きているのは嬉しい。
2023/01/07
秋山真琴
スピード感に満ち溢れている。息を止めて読まないと、追いつけない。
2010/05/01
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