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いとしさを追いかける (幻冬舎ルチル文庫 す 2-1)

いとしさを追いかける (幻冬舎ルチル文庫 す 2-1)

いとしさを追いかける (幻冬舎ルチル文庫 す 2-1)

作家
杉原理生
麻々原絵里依
出版社
幻冬舎コミックス
発売日
2007-03-01
ISBN
9784344809703
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いとしさを追いかける (幻冬舎ルチル文庫 す 2-1) / 感想・レビュー

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tera。

高校の先輩・掛井と後輩・杜国とのお話。掛井の躊躇い・期待・諦めも、杜国の企み・驚き・後悔も判る気がした。掛井の高校生らしからぬ忍耐には驚かされたけど。杜国はもっと嫌な子なのかと思ったら単に負い目があるから、相手の好意を素直に受け入れられないだけみたいだったけど、それでも掛井が杜国のどこにそんなにも惹かれるのかがよく判らなかった。まぁ好きになるのに理由なんかないのか。佐賀先輩と中西の発言がご尤もなのだが「余計なお世話」な気も。

2014/03/25

Melon Matsuda

これは、杉原さんの中でも1番良いかもしれないし、BL小説界の中でも名作かもしれません☆ こういう感じの雰囲気の作品ってさがしてるんだけれどなかなかないですよね。麻々原さんの絵がまたとても合っていて神本でしたね♪ 攻めがイイ男すぐる! 中西がすごく嫌なヤツだなぁ~と思ったけど、悪役が出て来ることで、受けの性格の悪さや不安が浮き彫りにされて、切なく涙する受けの気持ちがよく書かれていてとても良かったです☆ タイトルの良い印象通りの本です。

2016/01/19

たら

掛井の掛け値なしのあまやかしっぷりが日々の憂さを忘れさせてくれるので、心がささくれてるときに読み返します。イラストも作品によく合っていてよいです。

2013/03/27

のんたん

生まれ育った環境から、人に甘えるとか人を愛するとかよく分からないままだった杜国が、本当にあなた大学生(出会ったときは高校生だから、もっとすごいけど)ですか?って聞きたくなるような超忍耐力・包容力MAXの掛井先輩の一途な愛に驚き、甘え、いつか愛が冷めるのではと怯える。はじめは杜国はデリカシーのない嫌な人かと思ったけど、まだ子どもなんだよなぁと思うと、彼のグルグルも暴発も致し方ないかな。掛井の「だって好きなんだ。」の一言がすごくグッときた。確かに人を好きになる理由ってこれだよね。ほんと、掛井先輩、好きだぁ。

2014/11/01

なみ

電子にて☆ちょっと暗めの雰囲気で物語が進むので冒頭からぐいぐい引き込まれてあっという間に読了。攻に対しひどいことしてたけど、愛に飢えてた受が切ない。一方、一途で寛容な攻にはほんとまいったな、というしかないです。2話目では受が自分の怖れてた気持ちがわかってちゃんと攻と向き合えてよかった。受は多分根っこにある不安要素の部分はずっと持ち続けるんだろう。でも、だって好きなんだ、がすべてだという攻がまるごと包んで甘やかしてくれるんだろうな。

2014/07/05

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