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夏の雪 (リンクスロマンス)

夏の雪 (リンクスロマンス)

夏の雪 (リンクスロマンス)

作家
葵居ゆゆ
雨澄ノカ
出版社
幻冬舎コミックス
発売日
2013-01-31
ISBN
9784344827196
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夏の雪 (リンクスロマンス) / 感想・レビュー

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のこ

‘可哀想’の押し売りみたいな作品だった。受けの両親の受けに対する態度が、現実的にもう有り得な過ぎるし、攻めの元妻の考え方・行動も有り得ないと思う。我が子を喪った両親の嘆き、子を宿せない女の嘆き、をどうしてもっと共感できるように描かないのか。そこが共感できて初めて‘可哀想’な受けの境遇に対しても真の共感を呼ぶはず。ずっと歳上の攻めに対する受けのあんた呼ばわりも引っかかった。傷ついてツンツンハリネズミみたいな受けを描きたかったのかもしれないが、あんた呼ばわりのせいで、健気さも不憫さも吹っ飛んでしまいましたよ。

2017/09/06

きょん

私も健気な少年は溺愛されるべきだと思っているので、親や親せき以外の周囲の大人達が皆まともないいひとで心穏やかに読めました。しかし、受の母といい攻めの元妻といい、ヒドイ女しか出てこないなあ。三津子さんはいい女(男)だけど。

2014/08/29

諏訪 聖

初作家さん。年の差モノ。受けの持っている疵が痛すぎて苦しい。ぶっちゃけて言うと私も親なので受けの母親の立場になったらどうなるかわからないけどもそれにしてもひどすぎる。喜雨と長屋の人たちに出会えて少しずつ言動や考え方が変わるのがいい。弟は本当にいい子で兄の事が大好きだったんだろうな。色々思うとなんか泣けてくる。とりあえず全部放り出した父は最悪だった。三津子さんと佐久さんの話でスピンあるといいな。

2013/05/31

ユキモリ

不幸受が大人の攻に保護され癒されていく話で雑誌掲載時にはしみじみして読んだけれど、改めて読むと両親は病んでいるとしか思えない人々で痛かったなぁ。まあ攻は父、兄、恋人として家族になればいいのでは。

2013/02/02

瀧ながれ

BL。「優しい大人」×「傷ついた少年」。受の冬くんのいじらしさに泣きっぱなしであった。

2013/06/07

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