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トーチソング・エコロジー (3) (バーズコミックス スピカコレクション)

トーチソング・エコロジー (3) (バーズコミックス スピカコレクション)

トーチソング・エコロジー (3) (バーズコミックス スピカコレクション)

作家
いくえみ綾
出版社
幻冬舎コミックス
発売日
2014-01-24
ISBN
9784344830196
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トーチソング・エコロジー (3) (バーズコミックス スピカコレクション) / 感想・レビュー

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1巻読むごとに次巻との間が開きすぎてつい内容忘れかけてた(汗)でもこの3巻目で完結とのこと。なるほどそう結ぶのかと一応納得はできたものの、思い返すと謎がけっこう残ったままだ。あえてキッチリ解き明かされないままのほうがリアルではあるんだけど、結局断片的に繋ぎ合わせた夢の中のような話だった。ただ1つ確かだったのは、生きていくことと亡くなることはまったく逆のようで実は似ているんだなぁと。遺された者の記憶の中でどう生きていくかもそう。そして最終的には、家族を持つことの意味もすごく考えさせられた。

2014/06/30

はちこ

スーのお陰様っていう言葉からの「どこだ?「陰」はどこにいる?」と、峻の「光を見つけたんだ」が対比的な印象的な。あんまり上手くいってたらこれは夢なんじゃ?誰かの夢で、その人が起きたら自分達は消えるんじゃ?みたいな心配をしちゃうスー。漠然と感じた事のある不安を、うまく表してくれたものだなぁと思いました!峻とスーが全然接点なくて寂しかったし、どうして峻を思わせるラストをスーと吉田さんの子供に託したのか私にはわからない。全体的にとても好きだけど、ぼんやりしたラスト……ちょっとだけ不満です。

2014/06/29

ソラ

綺麗にまとまって終わったなぁという印象。何か温かい終わり方だったなぁと

2014/02/01

天の川

トーチソングとは失恋を歌った歌のことらしいけれど、私には心に灯る想いをリレーのように受け継いでいく…という風にとらえることができた第三巻。スーに想いを残して死んだ峻や、生まれて来ることができなかった女の子…彼らは気ままに現れては消える。叶えられなかった想い、伝えたかったことのかけらは命ある者に託される。昇華されていく彼らの想い。最終章、あ、そこに落ち着くんだ…と思いながらも、真太郎の「あいしてうぜ とうちゃー」は第一巻の峻の「愛してるぜ、スー!」の叫びにつながり、もうジーンときました。

2014/03/15

ブレーメン

暗い話になるのかと思っておりましたが、素晴らしく明るい希望に満ちたラストになりましたね。突き放された苑は落ちてゆかずに、自分を諫めて律して、だからこその幸せに。スーが順調時に抱いた不安感、どんぴしゃで私も持っていたりすることが。これって、皆感じる事だったのね。最後の最後の真太郎が眩しすぎて愛しすぎて涙が出ちゃう。峻やミルコ姉さんやあの子はどこに行ったのかとか、名前が気になるけど、「愛してう!」で全て良しですよ。

2014/01/28

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