愛する力。 ~続 愛する人に。~
愛する力。 ~続 愛する人に。~ / 感想・レビュー
紫羊
「愛する人に」の続編です。全編ごもっともだと思うことがほとんどでした。ものの感じ方が似ているのかもしれません。だから、共感とともに多少の嫌悪感も覚えました。明らかに、これは私には受け入れられないという部分もありました。特に、最後の最後まで読んで、そんな部分に遭遇してしましました。「どんなに悲惨な出来事にも前向きな意味がある」それは違うような気がします。
2014/04/24
たっきー
占星術本だと思いこみ、内容を確認せずに手にしたら恋愛本という位置付けだった。が、いろいろな人間関係に応用して考えられると思う。しんどい、辛いと思う出来事にもプラスに考えられることがあるという捉え方は大事だな。
2015/10/10
うみこ
こっぱずかしいタイトルですが、異常にスッと入ってくる言葉。読んでいると、自分の中の色んな感情が表出してきます。中でも、「告白するかしないか」が一番響きました。だれかが自分を好きだと言ってくれた事実が、特別な存在だと思ってくれた事実が、その人が落ち込んだとき、傷ついたとき、自信をなくしたときにお守りになる。告白することは相手にお守りを渡す行為。受け入れてもらえなくても、近くにいることができなくなったとしても、相手にも何か意味を与えることができるのだとしたら、自分にとっても意味があるのだと思えました。
2015/02/22
frosty
やっぱり石井さんの言葉、好きだな(❁´ `❁) ♡ 読んでいてほっこり、じんわり心が温められてほぐされていく感じ❁⃘*.゚ 「告白」=「相手にお守りを手渡す行為」っていう概念の異化(?)のしかたを知って、これまで自分がしてきた「告白」への反省ができたのと、これからするかもしれない「告白」への罪悪感がかき消された( ᵕᴗᵕ )...♥
2019/07/04
ココマ
前作が良かったので購入しました。個人的に前作のほうに強力なパワーを感じました。本書は静かに友人と語り合うような感じです。「病気のこと」、もう少し長く書いてほしかったかなと思います。ある女性との事例が出ていますが、持病があるがゆえに恋に臆病になっている人とかも沢山いるはずで、、、。全体を通しての感想としては、人間のどっちつかずの結論の出せない弱さを、この本によっていろんな専門職の人たちも知ってほしいくらい、石井さんがきちんと書いているのは凄いと思います。(今時珍しい、カバーを外しても美しい本です)
2014/08/15
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