ユリ熊嵐 下
ユリ熊嵐 下 / 感想・レビュー
ふじさん
2015年のTVアニメ放送と同時期に刊行されたノベライズ。製作陣がしっかり監修した内容は極めて忠実。癖になる独特の映像表現がない代わり、登場人物の秘めた内心が補足されている箇所も多く、やや複雑なアニメ版をより深く味わう助けとなるアイテムだった。主旋律である『嵐が丘』を読んだ事で、アニメ視聴時欠けていた視点の存在に気付き慌てて手を出したが、両作の異同が生む詩情は想像以上に鮮烈。断絶された世界で自と他の境を越え繋がり合える可能性への祈り、みるんの告げる簡単な、しかし完全に盲点だった結論に小説版でも号泣だった。
2019/07/15
斧
やっと読めたー!アニメ途中で止まってたからずっと気になってて。るるちゃんずっとただのいい娘じゃん!!報われてほしかった…。
2015/09/14
角
N
2015/06/04
伽羅
ほぼアニメ通りでしたが、やはりるるの行動のところは胸をつかれました。エピローグのところがわかりやすく語られていて、アニメを補完してくれた印象。
2015/05/06
tatakuma
上巻よりも文章がすっきりして読みやすくて、内容も充実していて良かったです。
2015/04/04
感想・レビューをもっと見る