蜜色エトワール (幻冬舎ルチル文庫)
蜜色エトワール (幻冬舎ルチル文庫) / 感想・レビュー
扉のこちら側
初読。2015年1051冊め。大好きなバレエの話。バレエのエリートだけど、情緒不足で感情表現ができない主人公が、日本での出会いから人間味を持っていく話はよかった。ただシリアスな話なのにタイトルだけが浮ついていて合っていない気がする。
2015/09/12
たべもも
★★★★☆。クラッシックバレエもの。両親が日本人だけど生まれも育ちもフランス人な受けと、実直で武士のような攻めのちょっと噛み合ってない会話がまず楽しい。受けの元カレが凄くいい人だったし、受けのぎこちない家族関係も和らいで、周囲の雰囲気も穏やかで良かったです。市村作品はラブコメしか読んだ事なかったけど、しっとり系のこんなお話もいいかも。Tバック推しも割と好き。幸せな読後感。
2015/08/23
扉のこちら側
2018年97冊め。再読。フランス育ちで日本語が不自由という設定のナオキだが、事実婚という単語だけは知っているのに苦笑。バレエ話をもっと読みたい。
2018/04/07
きょん
バレエの世界だけで生きて来たせいか、日本人の両親を持ちながらフランス国籍という確固としたホームがないせいか、若干情緒未発達気味の受けが少しずつ小さな出来事の積み重ねで情緒と恋愛を心の中で育てていく過程が無理なく感じられた。フランスでの役所の結婚式も素敵。ただ、元彼のアルがあまりにも魅力的なので、彼のスピンが見てみたいかも。
2015/09/09
nono
BL。バレエダンサー。何か足りないフランス生まれのナオキ、フィギュアスケートから転向の清親の二人の恋物語とバレエダンサーとしての成長が絡み合い、とても面白かった!バレエは好きだし、彼等の努力も見ているだけに、この二人の縋らないで並び立つ関係がとても好きでした。しかし母のバレリーノとしての押し付けはどうなんだろう?其の辺だけがすっきりせず、モヤっと。でも全体的に楽しく読了。
2016/08/01
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