闘将野村 弱小企業を一流へと導く新経営理論
闘将野村 弱小企業を一流へと導く新経営理論 / 感想・レビュー
空のかなた
初の野村克也監督の本。経営論に通じる言葉には含蓄が多く、思わずメモを取る。飾らず、奢らず、対談相手が話しやすいように話題をシンクロさせて、雑談やアイスブレイクを上手に活用する姿勢が伝わる。「だめな経営者程、根性論に陥りやすい」「選手とプライベートでは出かけない、行かなかった選手の間に不平不満が出る」「社員が社長に求めるのは公平な評価」
2020/09/07
虎ボルタ
野村本は色々読んできたけど、この本はちょっと残念な部類かも。引用してくる野村さんの言葉と、本文の取り合わせに少し無理があるんじゃないのか?と思ってしまった部分も。野村さんの言葉で大きく頷けたのは、選手、コーチへの愛情があれば、信頼関係は築ける、というもの。そのためには、私利私欲は追わず、『良い仕事をする』ことに徹する。そして、半分ぐらい自覚はあったけど、私は野村克也さんが好きだったんだな。
2023/03/23
IGBB
野村監督の談とビジネス論を無理に一緒にする必要はあったのだろうか。それぞれを単独で読んだ方がわかりやすいような気がした。この記述は誰の発言、考え方なのだろうと思うところがたくさんある。また、読んでいると、両者の考え方は違うんじゃないかなと思うところもある。野村監督は助っ人が欲しいという要望は言わないという所で「外国人」という言葉が出てくるが、ビジネス経営論では「外注」=「助っ人外国人」を使いまくるのように出てくる。もしかしたら、辻褄が合うのかもしれないが、その辻褄を合わす作業を読者に強いる気がする。
2019/12/21
cocolate
書店に偶然発見して即買い。「野村本」ではないのだが、「野村本」を読む際に求めていることが、よく書かれているので自分にはかなり役に立つ感じです。野村氏のエピソードの詳細は既に熟知しているので、この本の中で省略された部分は自動的に補間できるので気にならないです。
2019/05/12
sheep book
言われてみれば野村さんの対談本というのを読んだ記憶がありません。書きたいことを書いてもらうのではなく、聞きたいことに答えてもらう。著書は多いですが、盲点をついた視点力です。
2020/04/29
感想・レビューをもっと見る