KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

徒然絵つづり 百人一首

徒然絵つづり 百人一首

徒然絵つづり 百人一首

作家
大田垣晴子
出版社
幻冬舎
発売日
2020-12-03
ISBN
9784344954151
amazonで購入する

徒然絵つづり 百人一首 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

kinkin

娘が百人一首をやっていてあちこちの大会に出て優勝はないものの3位や敢闘賞をもらってきます。うちにはこの競技みついて語る者なく娘がぐちをこぼすのでどれ私もいくつか覚えてやろうと図書館でチョイス。いろんな本があった中からこれが一番わかりやすそうなので読んでみました。イラストがほんわかして著者による訳もいい感じ。一晩かかって3首を覚えました。「田子の浦か・・・」「あまのはら・・・」そして今の時期ぴったりな「ひさかたの」まだ100分の3首ですがいつかはきっと!!^^

2023/03/27

しゅてふぁん

著者が娘のために作った歌本。とても簡潔に分かり易く表現されていて、気軽に百人一首を楽しめる一冊。娘さんと一緒に奈良へ百人一首旅に出かけた様子も紹介されていてとっても楽しそうだった!万葉集を引っ提げて奈良を巡ったことはあるけど、百人一首はないな~。コロナが落ち着いたら、大和路へ旅に出たい。

2021/03/18

だいだい(橙)

イラストがかわいい。手書きの文字がかわいい。タイムスリップしたように一首ごとの作者に肩入れしたくなる。百人一首は、いまでいえば「ベストヒットJポップのアンソロジー」みたいなものか。だから恋愛ものが多くなる。個人的には恋でなく寂しさや風景を詠んだものの方が心にしみた。年のせいかなあ。それにしてもこの時代は早死にする人はするし、長生きする人はする。開きがありすぎてすごい。そして貴族の娘も宮中に仕えることでちゃんと仕事を持っていた。だから女性歌人もめっちゃ多い。大好き、こういうの。

2022/02/11

*+:。.もも.。:+*

我が県独自のかるたが盛んで小学生の時からやっていたから百人一首はどうも馴染みが薄くて授業で何首かやった程度。テレビや本で見聞きすることはあるけど暗記するまでには至らなくて、覚えてるのは「ひさかたの~ひかりのどけきはるのひに~」くらい。小学生の娘さんのために書き始めたという歌本なのでわかりやすいし優しいタッチの絵もハードルを下げてくれる感じがする。娘さんとの奈良旅行記も面白かった。

2021/09/21

G-dark

そもそもはこの本、小学生の娘さんのために著者が作り始めた私的なもの。きっと娘さんへの愛情が根底にあるおかげなのでしょう、この本は全体的にとても優しい雰囲気。「勉強している」という感覚にはなりません。まるで、友達のSNS上のつぶやきを見て共感しているような気持ちで読めます。「百人一首」と聞くと、つい「難しそう」という印象を受けてしまいがちですが、決してそんなことはありません。恋に浮かれたり、悩んだり、季節の移ろいにハッとしたり、愚痴ったりといった気持ちが詠まれているからです。今も昔も人の心は変わりませんね。

2023/06/10

感想・レビューをもっと見る