はじめての百人一首ブック
はじめての百人一首ブック / 感想・レビュー
yumiha
4年生のなるちゃんへのプレゼントにどうかと検討するために借りた。マンガの吹き出しに作者の心情を簡潔に書かれているのがポイントかな?大人としては(ってほど成長していない?)、歌人アンケートの人気ランキングに興味を持った。その第一位は、「ひさかたの光のどけき・・・」(紀友則)だった。これまで地味な歌だと思っていたので意外だった。私の好きな「来ぬ人をまつほの浦の・・・」(定家)は、19位だった。また、「なかま」の項目があり、親戚やライバルなどのつながりを知ることができる。たとえば上記友則は貫之のいとこだ。
2016/12/21
Kaoru Murata
百人一首の本は〈教科書〉が多い。「学ぶ」ことが原点だから当然とも、やむを得ないとも思うけれど。この一冊は違う。ゲーム攻略本のようなスタイルは小学生に人気になると思う。ふんだんなイラストはカルタの「はじめての百人一首」や「みんなの百人一首」を持っている人にはおなじみ。歌の意味をコンパクトにまとめるのみならず、部立て、時代、歌人の相互関係、果ては教科書の採用数まで、徹底的にごだわった一冊。息抜きのページもふんだんにあり、この一冊から百人一首、ひいては現代短歌に興味を持ってくれる小学生が増えることを願う。
2015/10/25
すみれちゃん
再読 (有名なかるた会に移籍)
2021/06/27
すみれちゃん
再読
2020/06/10
すみれちゃん
再読 (7歳2か月で前半50首を暗誦)
2020/05/26
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