なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか (幻冬舎新書 お 4-1)
なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか (幻冬舎新書 お 4-1) / 感想・レビュー
ともとも
日本が、日本人が豊かさと引き換えに失ったモノとは? を映画監督大林宣彦氏が記した人生論。 なるほどと思わせることばかりで、驚かされながらも 深く考えさせられてしまう。 日本の負くるから大切にしていきたモノ・事(伝統、風習・心)を 学んで、次に引き継がなければ、時代がどうであれ、自分は自分。 時代に流され過ぎてはいけないなぁ~などとしみじみ思い知らされてしまいました。
2016/03/21
RYOyan
正直、若者とは言えない年齢になってしまったけれど、今だに大林監督の言葉には励まされる。息苦しくなるような空気が蔓延してる世の中だけど、それはまぎれもなくこの社会を運営してる大人一人一人の生き方の表れであり責任だ。勇気を持って変だと思うことは変だと言いたい。
2016/03/06
Humbaba
子どもというのがどのように成長するかは,受ける教育によって定まる.そして,将来の社会を形作るのは子どもであることは事実である以上,正しい教育を受けさせることは,全ての大人にとって大切なことである.
2012/05/01
南註亭
やわらかくやさしい語り口ですが、語られている内容はとてもハードというか重要なことばかりです。考えるヒントを与えてくれる本としては稀有な1冊だと思っています。
2012/04/16
Humbaba
科学技術の発達により、日々の生活はどんどん豊かで、簡単になっている。しかし、不便というものはそれほど悪いものかという本質的な部分は議論されることなく当然のものとして済まされてしまう。雨に濡れないように空間を設計することも良いが、そもそもそれが常に悪いものとなるのかは一度立ち止まって考えて見るべきであろう。
2013/09/27
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