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戒名は、自分で決める (幻冬舎新書 し 5-4)

戒名は、自分で決める (幻冬舎新書 し 5-4)

戒名は、自分で決める (幻冬舎新書 し 5-4)

作家
島田裕巳
出版社
幻冬舎
発売日
2010-05-10
ISBN
9784344981638
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戒名は、自分で決める (幻冬舎新書 し 5-4) / 感想・レビュー

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KAKAPO

戒名って何だ?何故そんなに高額な布施を求められるのか?中には、身近な人が亡くなった時、葬儀に伴う諸事について急いで判断しなければならなくなり、僧侶や親戚に言われるがままになってしまう人も少なくないのではないでしょうか?私も、そんな一人でしたが、父が先祖から引き継いだ墓地を永代供養してもらっていたおかげで、慣習に振り回されない選択をすることができました。必要のないプライドを捨て、後ろめたい気持ちにならないように、大切な資金を有効に使う、そのために必要なのは、何よりも自分の考えを支える知識なのだと思います。

2019/03/11

Cinejazz

日本仏教が「葬式仏教」と呼ばれ、葬儀や法事、法要の時しか寺院や僧侶と関わることのない信仰心希薄のなか、僧侶から「布施」や「読経料」の名目の他に「戒名料」が求められる。<戒名>とは本来、俗界を離れ仏教徒(仏弟子)になった証しとされ、生前に授かるものである。 死後に<戒名>を与える習慣があるのは日本だけで、仏教を金儲けの手段としてお布施と称して多額の料金を要求される現実をふまえ、釈迦の教えにも仏典にも記されていない、絶対的なルールのない〝戒名の命名〟を自分で付けることを提唱した、死の準備を考える人生読本。

2022/09/08

雨巫女。

夫は、生前大好きな高杉晋作の一文字でもいただきたかったようだが、結局、「還真釈覚明信士」になりました。葬儀社から、紹介された近くの浄土真宗の寺のご住職に、付けていただきました。

2010/12/04

myunclek

何の疑問も持たずに今まで葬式に参列したし、死んだら戒名を授けて貰うのが当たり前だと思って来ました。この本を読んでも何が正解なのか明解な答えはありませんでしたが、私の様な無宗教者には葬式も戒名も必要無い事だけは分かりました。取り敢えず、自分で自分の戒名を考えてみようv

2020/05/13

酩酊石打刑

戒名について仏教での本来の意味、日本独自に発展した戒名の歴史的背景、江戸時代の寺請制度による葬式仏教の成り立ち、戦後社会構造の変化に伴う寺院経営の事情、など多角的に問題が捉えられている。それぞれの置かれた事情による立場の違いにも理解を示し、なかなか説得力のある主張が展開されてある。実用書、ハウツーものっぽい便利さは感じられるが、書物のもつ魅力といった点ではいかがなものだろう。読了後、自分でも戒名を作ってみた。

2016/01/17

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