浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか (幻冬舎新書)
浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか (幻冬舎新書) / 感想・レビュー
佐島楓
題名の問いに対する答えが、たいていの読者が思いつくであろうものと同じだったことが残念だった。仏教の各宗派を把握する目的で読むのもいいと思う。
2016/02/05
KAKAPO
我家の菩提寺は何宗?葬儀をつとめてくださった導師は、曹洞宗とのことだが、仏教にはどのような宗派があって、何が違うの?と、還暦を迎える年齢なら常識!だと言われそうなことすら知らない私は、少し仏教を学ぶことにした。島田裕已氏は、宗教学者なので、信仰を離れた客観的な視座から、 日本に伝えられ歴史に揉まれて変化しながら継承されてきた仏教を解説してくれている。各宗派における宗祖の人生も描かれ、歴史も勉強し直したくなるような気持ちにさせてくれるので、良い入門書だと思う。『葬式は、要らない』も併せて読むと理解が進む。
2018/02/24
そら
仏教の歴史=日本の歴史と言っても過言ではない?メモしながら、とても興味深く読みました。お墓や葬式の形式が劇的に簡略化、自由化していっている現代。今後はどうなっていくのかな?
2019/06/28
ひよピパパ
日本の各宗派のポイントを要領よくまとめた書。日本仏教を概観するには簡便でちょうどよい。新興宗教についての言及もあって面白かった。
2021/07/17
大阪魂
宗教ってゆったら島田さん、ってくらい読ませてもろてるけど、この本も勉強なった!仏教の各宗派の考え方とか歴史とか、葬式のときに何が違うかとか、そんなのをさらっとわかりやすく教えてくれる本。浄土真宗にしろ、日蓮宗にしろ、とにかく信者が多いところは、目標とそのためにやらなあかんことをわかりやすく提示してるってことかな。でも、葬式とか出さへんって時代になってきてる中で、これから仏教ってほんまどうなってくんやろ。日々の悩みとか終活とかにどれだけこたえられるか。仏教はそれだけのことできる宗教って思うんやけどな…
2019/01/12
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