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AKB48白熱論争 (幻冬舎新書)

AKB48白熱論争 (幻冬舎新書)

AKB48白熱論争 (幻冬舎新書)

作家
小林よしのり
中森明夫
宇野常寛
濱野智史
出版社
幻冬舎
発売日
2012-08-26
ISBN
9784344982734
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AKB48白熱論争 (幻冬舎新書) / 感想・レビュー

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mitei

AKBの話から宗教、資本主義などいろんな話が出てきて如何に本書の論者がAKBのことが好きなのかがよくわかった。私もAKBが好きでCDはよく買うがこんな視点があったのかと眼を開く思いだった。

2012/09/08

アイゼナハ@灯れ松明の火

上から目線で語られてたらどうしよう…と思いながら読んでましたが、愛があってよかった(笑)いい年をしたオジサマたちが、なぜこんなにもAKBに夢中になるのかをそれぞれに語り倒しているのが嬉しいですね。あっちゃん卒業後の総選挙、指原スキャンダル直後の2回のタイミングで4人の論客が熱く熱く語っておられます。帯にある『人はみな、誰かを推すために生きている』っていい言葉だなぁ。予備知識があった方が楽しめると思うので、ファンの方にはとってもオススメです。

2012/09/20

さらば火野正平・寺

この本、十代や二十代で出会っていたら繰り返し読んだだろうな。アイドルを話題の中心に据えて政治・宗教・経済・文学・歴史etcの話が飛び交う。大衆的な話題を通じて知的好奇心が満たされる。オッサンになった今の私にはそこまで刺激的ではないのだが(AKBファンでもない)、それでも感心したり教えられる事が色々あった。論者の皆が本当にAKB好きなのが良い。ただ、存在についての評論ばかりで、アイドル一人一人の表現力や技量を論じられる芸能の見巧者が不在だったのは残念である。まあアイドルに芸は不要とも言えるが。

2014/04/08

としP

《既存のソフトビジネスが行き詰まった結果、コンテンツではなくコミュニケーションに価値がある》やはり時代が求めているのは「モノ(ハード)」ではなく「コト(ソフト)」なのだということを表している。《間違いなく、AKBは日本で一番成功したゲーミフィケーションの例の一つでしょう》ファンが総選挙を通してメンバーの立ち位置に影響を与えることが出来る。「ゲーム感覚」や「評価される立場としての残酷さ」を指摘される面はあるだろう。しかし、それがファンとアイドルの双方向コミュニケーションである。

2017/04/28

遊々亭おさる

アイドルという枠を超越して、今やAKBというひとつのジャンルを確立した感もあるAKBグループ。彼女らの信者である4人の知識人が熱く語るAKBの魅力と社会に与える影響と可能性。彼らが言うところの「AKBはサリンを撒かないオウム真理教である」説を実践すべくAKB流の資本主義により世界は秩序を変えるという新種のハルマゲドンを予言する戦慄の書・・・というのは嘘で教養あるアイドルオタクの大人が語る高尚なる与太話(褒めてます)。総選挙は公開処刑の場であるという話が印象的で中島みゆきさんの『ファイト!』が脳裏に浮かぶ。

2016/03/15

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