読ませる自分史の書き方 (幻冬舎新書)
読ませる自分史の書き方 (幻冬舎新書) / 感想・レビュー
てくてく
自分史を何故書くか(書くことの効用)、具体的にどのような柱を立てると書き進めやすいか、自分史では慎むべきことなどを簡潔にまとめている。自分が自分史を書くかどうかは不明だが、身内が自分史をまとめたこともあって、何かと腑に落ちることもあった。
2017/10/30
フォイ
「ものを書くとは泳げないのにプールに飛び込むのと同じ」という言葉はなるほどと思った。どのジャンルもチャレンジ精神ですね。文豪も最初はバカにされたんだろうなと思う。昔は社会的な地位が今より高くないだろうから。老若男女、大なり小なり自己表現の欲求はあるのだからプライド捨ててみんな筆を取ろう。自分史は自分の中にネタ帳があるからその一歩目としては有用。
2020/02/16
佐藤一臣
自分史づくりのテクニックが満載。始めから書くのではなく、書きやすいところから書く。書くことがなくなったら、初めての体験を書く。書きたくないことは書かない。書けない書きたくないなら、小説にしてしまえ。他人にあまり見せない方がいい、見せると解放感に浸ったり、評価がキツくて書けなくなる。自慢言葉はタブー、苦・辛・悲・嫌を書け。感情表現を避け、事実を淡々と書く。良い脇役を入れる。時代背景という舞台装置を作る。お金を軸にした自分史を。ただ書内にある自分史を書く3つの理由は弱い。自分は何者かを知るのが理由だろう
2021/10/29
すうさん
本を書くということは自己表現のひとつだが、書く目的は色々ある。例えば抑圧された気分の昇華であったり子孫のための記録を残すこともあるだろう。しかし大切なのことは、自分史を書いた場合、自慢話や独りよがりの傲慢さが見え隠れすると他人には読んでもらえないということ。「書くこと」でもハードルがあるのに、「読ませる」のはもう一段ハードルが上がる。しかしそれでも自分史を書く価値はあると思う。自分が「何を書きたいか」だが、自分が「どう感じたか」は自分のために残しておきたい。ぜひとも自分の中の「魂の言葉」を残しておきたい。
2020/03/05
讃壽鐵朗
自分史とは、本当に出版を目的とすべきなのかは大いに疑問
2020/08/20
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