生きる哲学としてのセックス (幻冬舎新書)
生きる哲学としてのセックス (幻冬舎新書) / 感想・レビュー
ミカママ
【読メエロ部♪】かと思えば、不思議とエロは感じなかった。マジメな男女の向き合い方のお話的な。AV監督としての目線から、いいセックス、心の解放、果てはスピリチュアルにまで及んでいる。付箋貼った部分は多々あれど、みんなには教えない(笑)あ、ひとつだけ、「セックスをするときには、相手の目を見よう(目合い=まぐわい)」。ただしわたしは、いくら何千の撮影現場を踏んだ監督といえども、彼に女性の心や身体は語られたくない。そこだけは男性目線の限界。
2018/12/15
ゆいまある
ヨヨチューさんは昔から、素人女性を集めて話をする機会を設けてまして、学生時代何度かお邪魔し、お話を聞き、ビデオを見、男優さんとも談笑してます(医大生出てる作品ありますが、私じゃないですよ)。若い内に出会えたお陰で、恋愛力上がっていい人生になりました。ここに書かれているのは気持ちいいセックスの極意ですが、これ、コミュニケーションの極意なんですね。目を合わせる、名前を呼ぶ、言葉にする等。専門医として付け足すと、オキシトシンが分泌されて快になるのかと。下手な心理学の本読むより余程参考になるので皆様御一読を。
2018/12/09
たまきら
面白いなあ、と思うのが女性の空想だとバカにされがちなハーレクインやロマンスに描かれる一途な性描写が、何百本も男が「抜く」ためのピンク映画を製作してきた男性の表現したい世界観と酷似しているところ。仕事しているところを娘にみられ、きちんと説明して納得してもらう部分にもにっこり。かくすな、頭で考えるな。実践せよ。脳科学や呼吸法、イメージトレーニングへの言及も面白かった。女性を虐待する性描写への嫌悪をAV監督がきちんと言うのって、大切だと思う。一読の価値ある本です。
2019/01/16
なるときんとき
代々木組の市原克也監督がnoteで連載してたので読んだ。本能を開放して相手と交わる、自分を明け渡すというのはちょっとこわい感じがするなあ。目を見る、相手の名前を呼ぶ、言葉にする。 ❶幻冬舎新書・代々木忠監督の『生きる哲学としてのセックスを読む』|市原隊長 @bingo356 #note https://note.com/ichiharakatsuya/n/n352bd83ba931
2021/04/05
オ・パッキャ・マラ夫
AV業界というと、面白おかしく、どこか横目で見るような感覚がありましたが、真剣に取り組む人は業種問わず素晴らしいと思いました。セックスを通しての、生きる哲学を壮大に学べました。
2021/06/18
感想・レビューをもっと見る