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パパ活女子 (幻冬舎新書)

パパ活女子 (幻冬舎新書)

パパ活女子 (幻冬舎新書)

作家
中村淳彦
出版社
幻冬舎
発売日
2021-11-25
ISBN
9784344986398
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パパ活女子 (幻冬舎新書) / 感想・レビュー

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パトラッシュ

「自助」こそ大事と説いた某元首相にとって、パパ活女子がこれほど増えたのは喜ぶべき事態だろう。女性が文字通り体を売って(?)自助しているのだから、同じ考えを持つ人がいる現政権にとっても現状は望ましいか。しかし彼らは女性の総売春婦化をもたらした原因を知らないか、知っても無視している。すなわち中流階級の喪失と国民の貧困化、社会の変化に適応できない政治と官僚組織、根強い男性優位主義などは改めず、女性の犠牲の上に現状維持を図っている。既得権益層が強固な日本では、維新か敗戦に匹敵する衝撃がなければ改革など無理なのか。

2021/12/29

たまきら

「名前のない女たち」を読んだとき(ああ、所詮著者は外野なのね。買う側でもあるのかもなあ…)と軽く失望しましたが、この本も同じ読後感です。切り込んでいるようでどこか買い手視線。「売れないパパ活女子」という章とか。「どうしてこうなるのかと溜息が出るほど(日本は)病んでいる」と語っている後書きが一番共感できました。

2023/03/26

かず

★★★★、Audible。 パパ活は厳密な定義がない。男性側も女性側も多様な価値観が交差している。コロナ禍を経験したパパ活のリアルが書かれている。 「どうせ売春でしょ」では済まされない社会課題。

2022/01/27

ミライ

女性がデートの見返りにお金を援助してくれる男性を探す「パパ活」の現場を取材した一冊。パパ活の実態は全然知らなかったが、Twitter・オンラインアプリ・交際クラブを介して出会うようだ。実際にパパ活をしている女性のインタビューも掲載されていて、自分の父親と同じくらいの年齢の男性とデートすることに対するぶっちゃけ意見が面白かった。パパ活が活況なのはコロナによる不況もかなり影響しているらしい。「パパ活」という日本のいびつな現実を知りたい人にオススメに一冊。

2022/05/30

まゆまゆ

パパ活に勤しむ女性たちにまつわるルポ。パパ活とは単に金持ち男性が若い女の子と食事するだけ…と思っていたが、売春ではない、好きになるまでの過程?を楽しもうとする男性とそれにお金で答える女性たちという何とも言えない構造が。流行りの背景には若い女性が一人で暮らせるほどの収入がないこと。気軽に稼げるバイト感覚として成り立っているのであろうか…

2022/03/24

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