80歳の壁 (幻冬舎新書)
80歳の壁 (幻冬舎新書) / 感想・レビュー
ねこ
私は100歳以上元気に生きたいと考えています。現在の健康寿命は男性72歳、女性は75歳だそうです。そして平均寿命は男性82歳、女性88歳。つまり、10年以上寝たきりなど不自由な暮らしを強いられる人が多いようです。著者は高齢者専門の精神科医を30年以上携わっている方です。著者曰く、80歳を機にいろいろやめるのは良くない。興味を持って色々しようといっています。それと歩く事。血圧、血糖値は下げなくていい。好きなことをする嫌いなことはしない。肉を食べよう。学び続けよう。最後に全てを楽しもうです。できそうな気がする
2022/12/10
ehirano1
私にとって80歳と言えば30年先の話なのに、和田秀樹さんの著作ということで手に取りました。「平均寿命≠健康寿命」を認識することが大切で、そのためにはいろいろな宿命を受け入れると同時に理解しないといけないようです。
2023/10/02
修一朗
昔の受験指南金儲けセンセイのイメージが強くて和田秀樹さんの本は読む気になれなかったのだが親の認知症ケア真っ最中だし2022年のベストセラーということで読んでみた。80歳からは楽しく生きろとひたすら書いてある。ガンになってから禁煙をしても遅いとか小太りの方が長生きするとかその通りのことが書いてある。認知症患者さんはみんな幸せに見えるとか周りの人からすれば乱暴な言い分が多いんじゃないかな。親父に続き母親を見ている側からするとそう思う。自分は「認知症が進む前に他の病気で死にたい」という希望は変わらない。
2023/03/23
KAZOO
むかしは60歳が一つの区切りでしたが今は80歳が区切りとなっているのですね。この本はさまざまなメディアで紹介されています。最後にアイウエオ順でまとめられている格言がすべてだという気がしました。要はあまり細かいことやむかしのことを思い出したりしてイライラしたりくよくよせずに自分の好きなように行きなさいということですね。確かにその通りなのですがそうでない人がたくさんいらっしゃるのですね。文字が大きいのでたやすく読めました。
2022/05/27
じいじ
著者の和田医師は、1960年生まれ東京大学医学部卒。老年医学のプロフェッショナルを自負する、目下64歳の現職先生です。80歳を過ぎたら、やせ我慢してはいけません!と、人生の「道しるべ」を分かりやすく語りかけています。先生はこの本の中で、80歳の「高齢者」を「幸齢者」と表現して励まし敬っています。むかしは人生のゴールは80歳でしたが、今は「人生100年の時代」に延びています。皆さん!老いを乗り越えて長生きしましょう。
2024/04/21
感想・レビューをもっと見る