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活断層

活断層

活断層

作家
堺屋太一
出版社
アメーバブックス
発売日
2006-12-06
ISBN
9784344990418
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活断層 / 感想・レビュー

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あっ!chan

図書館で今話題の「活断層」の書名につられて借りてみた。中身は似て非なる物語だったが、読んでみて良かったと思う。私自身「ダム建設」という舞台設定と非常に近い世界で仕事をしてきたこと、しかも解説によればモデルがいるということ、さらに主人公達が団塊の世代というちょっとだけ先輩達の世界であること等からリアル感いっぱいの小説だった!この世界にもプロがいるということは驚きだが、本当に大事なことはやっぱり自ら考え、誠実にそして信念に基づいて行動する事なんじゃないかなぁ…というのが感想!

2013/07/26

tetsu

★3 活断層というタイトルだが地震の話ではない。大規模石油備蓄基地建設と建設反対運動を影で扇動する男の攻防。堺屋太一が官僚時代に体験した実話らしい。ネットもメールもケータイもない時代で、情報収集が遅々として進まない様子に時代を感じる。世論の形成や住民感情のコントロールなど結構怖い内容もあり。

2013/04/23

みこと

地震の本?と思ったら違っていたけど、ほとんど実話なんてすごすぎる。長い期間出版されないで眠らせてあったのも頷ける話だった。確かに住民運動のプロはいても、企業側にはプロなんていないだろう。もっとノウハウを知りたいものだ。こうやって世論というのは形成されうるということを、我々も知っておくべきだと思うから。

2011/09/18

まめちゃん

プロの反対運動家なんて居るのですね。村のために頑張ってきた桐野さんの苦労には共感させられます。牧というのは悪い奴ですね。確かに原発にしても安全性には問題はありますが、現実として原発が無ければ日本経済は成り立たなかったわけですから、事故後の対策は国策として、そして国民の一人一人が責任を持って対応していくほか無いのではないでしょうか。

2011/08/18

rubix56

6h 読了 ☆☆☆ 後書きから、ほぼ実話に近い話と推察できる。舞台は昭和の中頃であるが、今現在でもこのような考え方の人はいるのではないかと思う。 読んで勉強になったが、物語としては少し物足りない気がする。

2015/04/28

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