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メディアの権力 1: 勃興と富と苦悶と

メディアの権力 1: 勃興と富と苦悶と

メディアの権力 1: 勃興と富と苦悶と

作家
デイビッド・ハルバースタム
筑紫哲也
東郷 茂彦
出版社
サイマル出版会
発売日
1983-01-01
ISBN
9784377305982
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メディアの権力 1: 勃興と富と苦悶と / 感想・レビュー

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KAZOO

かなり昔に読みましたが、最近の大統領選挙やトランプの対応などから読みなおそうと思い棚の奥から取り出してきました。ノンフィクションとしては面白く、ドラマを読んでいるような気にもさせてくれます。私も学生時代はマスコミに入ろうと思っていたこともあり、この分野は興味を持っています。この巻ではいかにマスコミがこのような権力を持つようになっていったかが書かれています。

2017/04/15

ブラックジャケット

トランプ政権が既存メディアと衝突、ツイッターという新しいツールを駆使する時代となった。そこで憶い出したのがハルバースタムの本作。メディア側がどう対応するか、古典的名著を開いた。米西戦争が新聞の成長のエンジンとなる。これは世界共通。ラジオの炉辺談話で国民に語りかけたルーズベルト、メディアを駆使した嚆矢となる。「ライフ」の創刊で、活字から写真という新しいメディアの登場を華々しく飾る。実力をつけたメディアの有力者はキングメーカーとして政界の裏で暗躍。まことに勃興期というものは多士済々の人間のドラマが見られる。

2017/08/10

伊勢田和良

デビッド・ハルバースタム「メディアの権力 1」を読みました。 全3巻の一冊目です。 ノンフィクションですが、まるで司馬遼太郎の小説を読むような面白さです。 アメリカの巨大メディアが草創期から一大産業となり、社会的な影響力を振るうまでを描いています。 取り上げるのは4つの巨大メディアです。CBS、タイム、ロスアンジェエルス・タイムズ、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズです。 例によってハルバースタムは、マスメディアの巨人たちの人間的な側面の数々のエピソードを混じえて、迫力ある本に仕上げています。

2015/06/10

Tsingdao Beer

司法・立法・行政に次ぐ第4の権力にまでなったメディア。本書では米国メディアを代表する四社、CBS、タイム、LAタイムズ、そしてワシントンポストを軸にその黎明期から隆盛が描かれている。それぞれが進んだ道は四社四様。各社とも社主の強い個性が社業にはっきりと表れているのが興味深い。第1巻は50年代までの各社を追う。この後、メディアはかの国の大統領を決め、そして自らの大統領を追い落とすまでの力を持つことになる。第2巻以降も楽しみである。

2012/10/26

sasha

アメリカの大統領はメディアが作る。

2010/06/07

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