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きみが、この本、読んだなら ざわめく教室 編

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作家
戸森 しるこ
おおぎやなぎちか
赤羽じゅんこ
池田ゆみる
出版社
さ・え・ら書房
発売日
2020-03-07
ISBN
9784378015552
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きみが、この本、読んだなら ざわめく教室 編 / 感想・レビュー

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はる

初めて触れる、本を読むことの楽しさ。4人の児童文学作家たちが、実在する本を登場させ、その本に初めて触れる子供たちの姿を描きます。短いのであっさりめ。でも児童書らしい爽やかなストーリーです。まだあまり本を読むことに慣れていない子供たちが、物語に引き込まれていく姿が微笑ましい。戸森しるこさんの作品は、私の好きな「りかさん」をリスペクトした内容なのでニヤニヤ。

2020/09/02

ずっきん

物語のスタイルをとった児童向けのビブリオバトル。『ニ分間の冒険』を激しく読みたい。【ダレカ】を探しに行かなくては!とはやる。おばちゃんだけど。赤羽さんと池田さんの物語への乗せ方が好み。著書も攻めてこ♪

2020/07/27

oldman獺祭魚翁

児童書と舐めてかかってはいけない。 読んだあなたは確実に読みたい本が増えるだろう。

2020/07/20

ぶんこ

4人の児童文学の作家さんが、物語という形をとって本を紹介。こういった児童文学の紹介を読むたびに、つくづく乱読家の私が、児童書を知らないことに愕然とします。あの頃いったい何を読んでいた?どの作家さんの話も良かったのですが、読みたいと思ったのは「りかさん」「いい感じの石ころを拾いに」。他の「二分間の冒険」「沈黙の春」は、紹介の物語はとてもよくて、長尾君が夢中になった本が級友と共感しあえる喜びが(そうそう)と思ったり、良太君の私設ブックスタンドには感激したり。どれも読書の喜びに溢れていました。

2020/09/18

東谷くまみ

4人の作家さんによるアンソロジー。イラストが吉田尚令さんなのが驚き!シンプルな絵と装画の抑えた色合い。渋くてステキだ。4編どれも良かったけれど戸森しるこさんの“クロエ・ドール”は傷ついた子にどう接したらいいかわからない幼い心に「寄り添う」という芽が育ち始める描写が心地よかった。おおぎやなぎちかさんの“パワー・ストーン”もいじめの描写は辛いけどお姉ちゃんと主人公の関係性がとても素敵。前に進めたことも良かったけど、そこに至るまでの心の動きを描いたp72の3行はじーんとした。前作「とまどう放課後編」もいつか😊

2023/07/02

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