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ヘイト・クライムと植民地主義 (反差別と自己決定権のために)

ヘイト・クライムと植民地主義 (反差別と自己決定権のために)

ヘイト・クライムと植民地主義 (反差別と自己決定権のために)

作家
木村朗
前田朗
中野 敏男
香山リカ
安田浩一
野平 晋作
乗松聡子
金 東鶴
辛淑玉
朴金 優綺
結城 幸司
清水 裕二
石原 真衣
島袋 純
髙良 沙哉
新垣 毅
宮城 隆尋
松島 泰勝
出版社
三一書房
発売日
2018-02-01
ISBN
9784380180033
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ヘイト・クライムと植民地主義 (反差別と自己決定権のために) / 感想・レビュー

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紫草

「植民地主義」「在日朝鮮人に対する差別とヘイト」「アイヌに対する差別とヘイト」「琉球に対する差別とヘイト」という主に4つの章と編者による序章、終章からなる論文集。読んでいて暗い悲しい気持ちと現状に苛つく気持ちになるけれど、読まないわけにはいかない。何も行動できないけどせめて読むくらいは、と思って読む。特に響いたのは乗松聡子氏「琉球/沖縄を差別していることを認識さえしない(中略)われわれ一人ひとりが目を向けたくない植民地主義の罪と責任に敢えて目を向けて取り組んでいかなければいけない。」

2019/05/14

SK

25*安田浩一さんや辛淑玉さんたちの文章が含まれているので、読んだ。アイヌ、琉球、在日。北も南も植民地か……。琉球新報の記者だからといって東京で不動産屋から部屋貸しを断られることがあるなんて、本当にビックリした。朝鮮学校や、アイヌ・琉球人骨盗掘問題は、更に学びたいな。サイレント・アイヌ。植民地に関する部分は、難しかった……。

2019/01/31

おくら

「サイレント・アイヌ」のところで、ファノンのネグリチュードに対しての疑念を思い出した。 「伝統文化」にも「多数派社会」にも馴染めない人たちの集いの場を見つけることの困難さ。「マイノリティが声をあげられるようになった」と言われる一方で、だからこそ声をあげることができない人も多くいる。

2021/02/27

健康平和研究所

108ページ 乗松聡子さんが基地を引き取ることについて自衛隊を聖域化して米軍問題だけを扱うことも意味を為さないと述べられている 「沖縄の基地を引き取る会・東京」も、米軍も自衛隊も沖縄に押し付けてはいけないという意味で「基地」とした

2019/06/07

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