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マッチ売りの少女,象: 別役実戯曲集

マッチ売りの少女,象: 別役実戯曲集

マッチ売りの少女,象: 別役実戯曲集

作家
別役実
出版社
三一書房
発売日
1969-07-01
ISBN
9784380692048
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ジャンル

マッチ売りの少女,象: 別役実戯曲集 / 感想・レビュー

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たぬん

『マッチ売りの少女』ある夫婦のもとに見知らぬ女がやってくる。歓迎するも訪問理由がわからない。女性は以前マッチを売っていたという。これは戦争直後の少女売春を暗に指す。夫は関わりがあるようだ。女はこの家の娘だという。だが娘はもう亡くなっている。女は弟を呼びこの家の息子だという。それもありえない。妻は徐々に受け入れだす。夫は正気だが疚しさから強く出られない。さらに過去のDVは許すといわれる。夫婦は二人をいたわり泊めることにする。女は弟を折檻するうち混乱をきたす。いつの間にか寝かせていた姉の子らの寝息が消える。

2022/08/09

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