あーぶくたった、にぃたった: 別役実戯曲集
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あーぶくたった、にぃたった: 別役実戯曲集 / 感想・レビュー
nightowl
誰もいない場所にシートが広げられランチボックスが置いてあるのを見付けたことから始まる人々の大騒ぎ「壊れた風景」拘る男に付き纏われる女。そして不穏な無線指令「バス停のある風景」理想の家庭を語っているはずがどんどん回想めいてきて...「あーぶくたった、にいたった」三作なのに密度が濃い。続けて読んだらぐったりしそう。まだ有耶無耶感は比較的薄めな上、最初の作品はハヤカワ演劇文庫に再録される程しっかりと纏まっており初心者向けなのでこの一冊から入っても可。表題作は2021年12月新国立劇場で上演予定。
2021/10/05
nick
不条理ではない気がしてしまうほどにロジカル。腑に落ちるようになった。
2011/09/10
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