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日本民俗文化資料集成 (1) サンカとマタギ

日本民俗文化資料集成 (1) サンカとマタギ

日本民俗文化資料集成 (1) サンカとマタギ

作家
谷川健一
出版社
三一書房
発売日
1989-03-01
ISBN
9784380895272
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日本民俗文化資料集成 (1) サンカとマタギ / 感想・レビュー

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mike_sugino

図書館で借りて読了。先ずサンカは箕作りと乞食の二種について解説。箕作りは箕という農具を作ったり修理することで収入を得ていて、家族単位で山と里を行き来している。山では箕作りに必要な木を集め、鰻などの川魚を取ったり、山菜も採る。一方乞食は多い集団は300人以上を有し、頭をおいて彼の指示で街に下りて乞食を行う。両グループともに似た隠語を使用する。そして、マタギは猟師であるが、特に秋田のマタギは熊の胆を収入源とする藩の政策もあり、行動範囲が広かった。隠語である山詞はアイヌ語に通じるものもあり、縄文文化に繋がる。

2019/04/29

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