天皇陵の真相: 永遠の時間のなかで (三一新書 1084)
天皇陵の真相: 永遠の時間のなかで (三一新書 1084) / 感想・レビュー
norinori
偏りは感じられるけど、古墳と被差別部落の位置関係とか、へ〜と思うこともあって面白かった。天皇陵を宮内庁が管理していて発掘できない、というのは、いろんな思惑が絡んでるんだろな…っていうモヤっと感はあるものの、個人的には、お墓なんだから静かに眠らせてあげたらいいじゃない…と思ってる。天皇制というものを真剣に考えるなら、いずれは発掘する必要はあるだろうとも感じているけれど、その時は、本書でも言っているように、まずは死者に手を合わせてほしい、と思う。墓をあばいて歴史的価値のみであれこれ騒ぐのは暴力的だと思うから。
2015/05/17
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