大学生のための文学レッスン (古典編)
大学生のための文学レッスン (古典編) / 感想・レビュー
ころこ
古典というか古文を、穴埋めクイズ形式を誘因にして論じていきます。まず俵万智の短歌を使って、構図を明快にさせることで穴埋めがある程度予測できることを示します。次に子規の短歌で同じことをしてみせます。最後に古文でも穴埋めができることを示すことで、どの時代の文章でも、特に古文の文章が我々と同じ心の動きをしているのだということを示します。恐らくこの前半の章をつくることに非常に気を遣ったのではないかと思います。ここで驚きを示せないと学生の興味が離れていってしまうからです。ファースト・インプレッションだけを残します。
2021/12/02
やま
そう。こんなのを中高生用に作りたいなあ。旧来の教授フレームはもう限界にきているだろう。
2010/01/29
おおしま
大学でうけた古文の講義と似てた。国文科に進む未来があったら、こういう楽しい入門書を書きたいなあ。
2013/08/04
澪標
良書。
さき
お世話になった先生の著書なので読んでみた。大学生のためとあるけれど、高校生でも十分楽しめる1冊。偏見のせいか、蔦尾先生の文章が特にわかりやすく感じたw
2011/12/25
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