キリスト教ハンドブック 改訂版
キリスト教ハンドブック 改訂版 / 感想・レビュー
少穆
かなり唐突に重たい話題をさらっと書き下してくる。予備知識がないと、ほぼ意味がわからない本。そして意味が分かる頃にはこの本がいらないくらいよく理解しているのではないだろうか。
2015/06/28
ワーギナー!!
冒頭の文章、「日本人と基督教」遠藤周作らしいなと思った。あそこだけ読んでおけばこの本はだいたいオッケーだとおもう。
2013/09/10
ふみ
聖☆おにいさんを読んでキリスト教方面の知識不足を痛感し手に取ってみた本。前半が基礎知識、後半が用語集という構成だが、遠藤周作による序章「日本人と基督教」があまりに面白く思わずガン読み。現在日本の信者がカトリックプロテスタント併せて100万人に対し、ザビエルの伝道~禁教令迄の間の日本人洗礼者数40万~60万人。人口規模の違いを考慮すると布教は大成功だったにもかかわらず、弾圧が始まったとたんにあっという間にしぼんでしまったのはなぜか。遠藤は一神教特有の厳しさが日本人の宗教感覚と本質的に馴染まないと指摘する。
2012/12/24
幽谷響子
後半にキリスト教版事典。 「モーセ」の項で、彼が預言者だと記載されていなかった(補足として、索引にモーセへのページはもう一つあり、そちらに預言者の1人としてモーセが挙げられている。)。序文では、「古代イスラエル民族を、エジプトの地から導き出し、シナイ山で神から律法を与えられたイスラエルの指導者である。」と記載されている。預言者の予備知識があればこの文からモーセが預言者であると推測できるが、それがなかった私にはこれだけでモーセを理解できなかった。 前半を先に読めばよかったと後悔したということだ…
2024/10/30
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