看板建築 (三省堂選書 179)
看板建築 (三省堂選書 179) / 感想・レビュー
更紗蝦
「看板建築」とは、著者の藤森照信氏が命名した建築様式で、関東大震災後の復興期に建てられた、消費的なデザインとファサードを重視した建造物群を指すそうです。1994年出版の本なので、掲載写真の撮影時期は主に80年代後半だと思われますが、全てモノクロな上に、撮影時期の記載がないので、パラ見だと大正時代とか昭和初期の写真かと思ってしまいます。どうやら著者には江戸の生活史とか水工学の知識がないらしく、「せめて昭和の時代に東京の下町に住んだ経験があればこんなこと書かなかっただろうに…」という残念な記述があります。
2019/10/16
る*る*る
返却期限迫り、ナナメ読み★看板建築は、決まったStyleがないとのこと。仕上げ材も違えば形も違う。だから、今、見ても見飽きないんだなぁ〜(=゚ω゚)/ 銅板張りの建築の見所は、窓の上部と窓の左右の戸袋。なるほど、素敵♪ 商店建築の間取りも多く掲載され、妄想にふける♡一度行ったことのある、東京小金井の江戸東京たてもの園にまた行きたくなった(o^^o)
2015/02/27
tomy
本が出版された当時から比べて,ずいぶん少なくなった看板建築.近所の商店街をさがしたら一軒だけありました.
2012/08/01
k_jizo
★★グーグルマップで検索 発行年からしてほとんど絶滅 残念
2019/06/26
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