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サヨナラおもちゃ箱

サヨナラおもちゃ箱

サヨナラおもちゃ箱

作家
谷山浩子
出版社
サンリオ
発売日
1987-06-01
ISBN
9784387870289
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サヨナラおもちゃ箱 / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

タコと結婚したリリコの一番大切なものはイノチのこもった人形達。それをわかってもらえず険悪になった頃、人形達がタコを捨てに行ってしまう。それを追うリリコが行き着いた所は。

1988/09/19

乳酸菌

おもちゃたちはリリコの心そのもので、冷蔵庫のようなガラスのハート(心臓)とリリコのおもちゃ箱はよく似ています。最後、空になったおもちゃ箱にタコの買ったサボテンのサボタンと、タコの本を入れようと考えるリリコの変化に嬉しくなります。

2012/01/29

サト

たくさん物を持っているリリコと少ししか持たないタコ。ふたりが結婚して一緒に暮らす家はリリコの家財道具や持ち物であふれた。タコが言うには「リリコちゃんのおもちゃ箱」。大きな飾り棚には様々な人形がぎっしり並んだ。ある日タコがサボテンを買って飾り棚に置いた。リリコがお気に入りのティーカップやケーキ皿を置いたり、手紙を書いたりしていたテーブルには、ビールの空き缶やチーズの箱が置かれている。自分の物の中に自分のものじゃない物がある。この、言葉にできない苛立ちや焦りや不安や不満をプロローグで書いている。このイヤ~な感

2015/08/08

金木犀

1987 サンリオ2

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