サヨナラおもちゃ箱 新装版
サヨナラおもちゃ箱 新装版 / 感想・レビュー
カニック
大人のための童話。幻想的で谷山浩子さんの歌の世界とリンクしている雰囲気です。
2015/04/26
ゆうゆう
再読。ちょうど3年前の同じ時期に読んでいて、自分でもびっくりしました。今回も無性に谷山浩子さんの世界に浸りたくなり、図書館でまとめ借りです。
2015/03/15
mimm
再読。自分だけの世界からの脱出。大切な思い出のつまるおもちゃたちとの、最初で最後の心の交流と別れ。一番大切なものを見つける主人公…って、よく結婚まで辿り着けたよなぁこの性格…。
2014/12/18
季子
ヒロコさんは心の中にあるものを表現するのがウマイなぁ…といつも思う。歌でも物語でも。心の中に、ボンヤリと浮かぶカタチのない思いの、自分でも知らなかった名前を教えてくれる、そんな感覚。ヒロコさんの作る世界にはそんなことを思うことが多い。やっぱり彼女の作品には、言葉にはできないけど不思議と理解できる、魅力的なものたちであふれている。金と銀の女のエピソードがすてきだった。ちょっぴり淋しいけれど、ハッピーエンドなので読後感も良い。面白かった!
2013/11/13
オワリハジメ
結婚後のマリッジブルー気味の主人公が、おもちゃ箱のおもちゃを引き連れておもちゃの国へ旦那様を探しに行く物語。不思議の国のアリス然としてるのが谷山浩子らしいんだけど、これは谷山浩子にしか書けないなと思う。自由気ままな猫のようなキャラクターばかりが登場するので、いちいち面白い。
2015/12/17
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