ユキのバ-スデイシアタ-
ユキのバ-スデイシアタ- / 感想・レビュー
センラ
谷山浩子にしか描けないファンタジー×ミステリ。夢の内容をそのまま文章にしたような不可思議さが魅力です。極彩色の光が頭の中をぐるぐる回る。終盤、すべてのエピソードが走馬灯のように脳内を駆け巡り、不気味で冷たい結末へ。このダークな読後感が好きです。
2015/08/15
季子
読み終えたら謎がとけるのだろうか…と考えながら読んでたら、謎はとけるどころか深まった。『ん?何じゃこりゃ』『どゆこと?』が、だんだん『あ〜!あれはこんなことだったの〜』となり、『うぉー。ふむふむ、それでどうなるんだ??』が最終的に『…え?』…となって幕を閉じた感じ(笑) ワケ分かんないですね。うん、そう。ワケ分かんないお話だったんです。私は谷山さんの象徴的な不思議さは好きだけどこれは意味不明すぎた!でも謎が繋がっていく感じは面白かった。最後は…ううむ。全体的にかなり不気味。冒頭から違和感がつきまとう…。
2014/02/28
Margate
なんなんでしょう? ストーリーにこめられた深い意味があるのでしょうか? 読み取れなかった・・・残念。 トシのせいでしょうね(涙) 読み慣れていない作家さんの本を選ぶ時は もっと慎重にした方がエエのかもしれない もしかしたら他にすんごく面白い本を書いておられるかもしれないのだもの。 2003/01/31 (FRI)
しろねり
今日はユキのお誕生日。お父さんとお母さんとおばあちゃんが、それぞれユキにプレゼントをくれる。お父さんのプレゼントは不思議なオルゴール、お母さんのプレゼントは不思議な手鏡、おばあちゃんのプレゼントは不思議な昔話。ファンタジックな物語が結末に向けて収束していく様は見事だった。とても面白く、一気に読み終えてしまった。
2009/06/16
オワリハジメ
これは谷山浩子のミステリなのかな。ユキアと恋人の話は何ていうか愛人臭がしてウエハースの椅子思い出す。
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