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悲しみの時計少女

悲しみの時計少女

悲しみの時計少女

作家
谷山浩子
出版社
サンリオ
発売日
1991-10-01
ISBN
9784387912026
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悲しみの時計少女 / 感想・レビュー

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雪紫

作者と同名の女性「浩子さん」が時計の顔をした時計少女と鎌倉の時計屋敷に向かうことに・・・時計館か!読んでる最中、わたしはアリス系ホラーでも見てるのか?と作者の頭の中の世界を覗いた感覚に襲われるも、ラストには「え?」とさせられる。時計にされるの怖い。綾辻さんの推薦文理解。

2020/07/20

袖崎いたる

空前の谷山浩子ブームが到来したのでお勉強。帯を綾辻行人が「この作品はまぎれもなく第一級のミステリーである。」と描いている。読むとその表紙とモチーフとで真っ先に『不思議の国のアリス』が浮かぶ。いっけん滅茶苦茶な展開ではあるのだけれど夢テキスト的に物見遊山風情があっていいなぁー…と思っているとラストでひっくり返る。すべての珍奇な神奈川紀行には一貫したテーマがあったことがわかり、パラパラ読み返すとここもあそこも繋がっているというエウレカを堪能できる。殺人事件としては登場人物のほぼ全てが未遂既遂問わずかなり黒い。

2017/07/19

masanoto

(図書)昔、ラジオドラマで聴き強烈な印象を残してくれました。初めて小説を読みましたが、不思議の国のアリスな感じでしたね。

2010/07/17

しろねり

奇妙奇天烈な時計がたくさん出てくるお話。最後はとても意外な結末で、帯にある「この作品はまぎれもなく第一級のミステリーでもある。」というコメントに納得。著者のイマジネーションに感服した作品。

2009/06/11

lethe

ラジオドラマで出会って以来ずっと読みたいと思っていた本。ラジオも何年も前に聴いたので結末を覚えてなく、最後はぞくぞくした。この不可解に溢れた世界がとても素敵*

2010/02/27

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