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紙絵と詩 智恵子抄 (現代教養文庫 528)

紙絵と詩 智恵子抄 (現代教養文庫 528)

紙絵と詩 智恵子抄 (現代教養文庫 528)

作家
高村光太郎
高村智恵子
伊藤 信吉
出版社
社会思想社
発売日
1965-11-24
ISBN
9784390105286
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紙絵と詩 智恵子抄 (現代教養文庫 528) / 感想・レビュー

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kaoriction@感想は気まぐれに

あの日、白いキャンバスに智恵子は何を描こうとしていたのだろう。用意していた果物だったのか、悩みのアラベスクだったのか。それ以来、二度と埋められることのなかった白いキャンバス。そこに光太郎が智恵子の想い出を描いたのが、『智恵子抄』なのかもしれない。「智恵子が(中略)死んでから旬日で満二年になる」という文章を、私は何も知らず10月5日、その命日に読んでいた。あまりの偶然に言葉を失った。いまだからこそ染み入る詩、言葉。私にもたらすその偶然の意味はわからないけれど、ずっとずっと手離さない1冊、と決めた日だった。

2012/10/05

ハッチ

昨日(10/5)は智恵子の命日にちなんで「レモンの日」なのだと知り、本棚から引っ張り出してきました。静かにゆっくり、秋の夜に読みたい1冊。10代の頃に読んだ時とはまた違った感覚が、身体にじわりと染み渡る。

2018/10/06

ハチドリ

再読。小学生の頃レモン哀歌に出逢い、中学生であどけない話を学びこの本を手に入れた。数ある智恵子抄の中で、私のはこちら。鮮やかな表紙だけでなく各頁に智恵子の紙絵も散りばめられ、もうかなり薄汚れているけれど、本当に大切な大好きな一冊。これが理想かはわからないけれど、真っ直ぐで、苦しいほどにいとおしい愛のかたち。

2014/01/23

左脳

二人はどんな会話をしていたんだろうか。

2008/10/05

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