いにしえの呪い (現代教養文庫 1291 A&Fシリーズ 魔法都市ライアヴェッ)
いにしえの呪い (現代教養文庫 1291 A&Fシリーズ 魔法都市ライアヴェッ) / 感想・レビュー
赤速
世界観がすばらしいファンタジーアンソロジー。ファンタジー好きで、世界設定に興味を覚える方ならば、かなり楽しめるだろう。恐らく絶版になっているが、古本は若干流通している。 この世界の一番の特徴は魔法の定義。人の誕生日には良いことにしろ悪いことにしろ、日常とは違ったことが起こりやすく、この世界の人々はそれを誕生日の運と呼ぶ。誰もがもっていて、だが誕生日にしか発現しないこの運を、命がけの儀式で物質に封印することで通年行使できるようになった者が魔法使いとなる。この運の力の規則、例外がきちんと定義されていて面白い。
reeree
魔法都市ライアヴェックを舞台にした同一舞台設定アンソロジー。短編7作入り。
2009/01/25
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