魔法都市ライアヴェック〈2〉緑の猫 (現代教養文庫 1292 アドベンチャー&ファンタジー)
魔法都市ライアヴェック〈2〉緑の猫 (現代教養文庫 1292 アドベンチャー&ファンタジー) / 感想・レビュー
赤速
誕生日の魔法の力を巡る物語の2巻、というか上下巻の下。作者が異なるアンソロジーなので、それぞれの短編の出来の差が激しい。つまらない話はかなり退屈、面白い話は感動的に面白い。特にオススメなのが、2巻表題作の「緑の猫」と最終話の「幸運の紡ぎ手」 この2編の為だけに、退屈な話を我慢する価値は十分ある(笑) また、いくつかの話に共通して登場する人物が何人かいるが、彼らはいずれも魅力的なキャラクター。ライアヴェックという都市そのものも、成り立ちや、小さな通りの名前まで設定されておりその手のマニアには一読の価値あり。
ぼんご☆ぽに犬
幸運の紡ぎ手は読後感がよい
reeree
魔法都市ライアヴェックを舞台にした同一舞台設定アンソロジー。短編4作入り。
2009/01/25
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