しみ入る心の山頭火
しみ入る心の山頭火 / 感想・レビュー
書の旅人
「うしろすがたのしぐれてゆくか」失意のどん底に堕ちた私を、癒してくれたことの中に、山頭火の句との出逢いがある。「どうしようもないわたしがあるいている」周りの理解も得られず、呆然とする日々が続いた。「なみだこぼれてゐる、なんのなだぞ」たった1枚、娘が描いてくれた私の絵。最近は片親が多いので、敢えて親の絵は描かせないと聞き、落ち込む私のために描いてくれたもの。添えてくれた言葉を見るたび、今も涙が…。「つかれた脚へとんぼとまった」荷受けの仕事をしていた時、周りは田圃なので、沢山のとんぼが飛び交っていた。ふと気づ
2016/11/22
hyuga
自分の好みだけで、体調すぐれない祖父に山頭火の句集を贈ってしまった数10年前。こんな寂しい句集をと今更ながら思う...。
2015/11/27
雨巫女
歳を重ねた方が、山頭火の句がしみる。
2009/05/03
:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
鶴ちゃんの絵が好きで借りたが、画集ではなかった。絵は前の方に少しあり、メインは山頭火の句を鶴ちゃんが習字で書き、それに関するエッセイを記したもの。2008年4月刊行。ボクシング、絵、ヨガ、どれも極めていくのはすごいな。それでも孤独だと言って旅に出る鶴ちゃん。
2020/12/04
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