KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

しつけない道徳

しつけない道徳

しつけない道徳

作家
尾木直樹
出版社
主婦と生活社
発売日
2016-09-02
ISBN
9784391148961
amazonで購入する Kindle版を購入する

しつけない道徳 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

レモン

小学生の頃、道徳の教科書を読んでいて半ばくらいにあったテーマを授業でやるのを楽しみにしていたら、授業でまったく教科書が使われなかったことを思い出した。教科書すらろくに使わず、かといって充実した授業内容でもなかった(と感じた)し、道徳の授業っていったい…。優しい語り口でとても読みやすかった。「道徳=正義」ではないし、時代によって変化していくので大人になってもアップデートを怠ってはならない。思春期の子どもの反抗に感情的に反応せず、伝えるべきことを伝えてすぐ身を引く、とあったが、それが何より難しい。

2021/10/11

tellme0112

このズバズバいう感じが好き。 現役じゃあ、教員できなかったろうなあ~。 ニュースより、マンガやアニメの方がまだいい。何かあっても、フェイクだからといういいわけが聞く、というのはなるほどです。紛争のニュースもそうだし、政府の国会答弁とか、道徳的に悪影響だって!

2017/07/10

ぽけっとももんが

道徳の授業なんてちょろい。国語の問題同様、どんな答えを求められているのかなんてすぐわかる。小学生時代、そう思っていました。まぁいまでもそう思うけど。そもそも、ある道徳的テーマの文章を読んでそれについて話し合うとかナンセンス。それより今の子たちなら、この本の中の「道徳をふりかざす『匿名の暴力』」の章の、SNSに代表される他者からの視線を感じないゆえの暴力性や、LGBTやムスリムのような、まだ誤解を持たれがちなマイノリティに対する正しい知識とか、そういう教育が必要なんじゃないかと思う。

2016/12/18

Humbaba

何を道徳的に正しいこととするかには明確な基準はない。個人としては持っている人もいるかも知れないが、誰もが納得するものかといえばそうではない。互いに相手のことを思いやって行動することが理想ではあるが、それをどこまで広げるのかという点は個人の裁量に任せる以外に良い方法は見つかっていない。

2016/12/21

さくらんぼ

道徳の基本は家庭です。 大人が子供に教え込むのではなく、常に子供と一緒に考えお互いの考えや違いを受け入れて行けるようにしていきたいと思った一冊。 あと、感謝の心も忘れずに。 してもらって、やってもらって当たり前ではなく。

2017/01/30

感想・レビューをもっと見る