ビリーの森ジョディの樹 2 (ミッシィコミックス)
ビリーの森ジョディの樹 2 (ミッシィコミックス) / 感想・レビュー
平湯あつし
三原順の遺作で、書きかけのものを、残された人たちが、かき集めて出版したものなのである。ただでも登場人物が増えて、現実と区別しにくい幻想シーンが増えて、回想も増えてきたところに、吹き出しだけの白いコマや、顔がわからないラフスケッチがはいってきて、まあ、わからなくなっていくわけです。で、ふっと終わるわけです。それも二度ふっと終わるわけです。最後は巻末のあらすじを読んで、残りの構想に舌を巻くわけです。完成できればよかったのにねえ。
2012/04/03
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