子どもの犯罪と死 新装版
子どもの犯罪と死 新装版 / 感想・レビュー
ワンタン
初版が発売された1987年当時繰り返し読んだ本。うまく言えないけれど、子どもの内面や家族のありように徹底して(嫌いな言葉だが)寄り添って考察しようと試みる、当時も今もありそうでなかなかない本だと思う。構成はpart1:解体するイノセンス(家庭内暴力)、part2:学校制覇(体制と校内暴力)、part3:浮遊する子ども(いじめと自殺)、むすび:子どもが見えない(非行論)。今読んだら牧歌的に過ぎて読むに堪えないのではないか、と少々心配だったが、少なくとも自分にとっては十分身につまされる、参考になる内容だった。
2019/11/26
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