対幻想 平成版
対幻想 平成版 / 感想・レビュー
お気楽になりたいお気楽さん
94年のインタビューを書き起こしたもので、今の常識や感覚と異なるところも若干ある。前半は社会批評的な内容であったのが、後半は抽象的な話になって分かりにくくなる。「身体というものは一個の個人のものではなく(中略)社会的なものなんだという視線が出てきた」「一年間、学問とか忘れて(中略)子どもを育ててそのなかで体験するいろいろなことは、学問に役に立たないはずがないんです」「人間は最適条件で永遠につづけていられるかって、そんなことなら退化するだけになる」☆☆
2020/08/08
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