人生を深く味わう読書
人生を深く味わう読書 / 感想・レビュー
はと
なんとなく感じてはいても言葉に表現するとなるとどう表現したらよいかわからない微妙なことを見事に表現することができる、魔術師のような表現者、小浜逸郎さん(批評家)。この人の表現があまりに鋭いので、若い頃は思わず熱狂的なファンになりそうになったほど(笑)。今はもうそんな気持ちは全くないのだけど、久々にこの人の文章に触れると、その鮮やかな表現ぶりにはやはり感嘆した。自分が読んだことのある本について、ぼんやりと感じていたことが、この人の手で的確に表現されていると、痒いところに手がとどくようで快感。
2014/02/16
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