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33個めの石 傷ついた現代のための哲学

33個めの石 傷ついた現代のための哲学

33個めの石 傷ついた現代のための哲学

作家
森岡正博
出版社
春秋社
発売日
2009-02-17
ISBN
9784393332917
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33個めの石 傷ついた現代のための哲学 / 感想・レビュー

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図書館で借りました。重い話しも割と軽やかに論じており好感が持てます。多少絵空事のような未来予測も記載されていますが、絵空事ですまないのが現実、またこんな世の中で希望を探している姿勢がよいのです。

2014/08/14

ruki5894

8年前に読んだ時とは、明らかに感想が違っていた。日本人は無信仰なのだろうか?全ての主題に偏見と差別を感じてしまった。こうやって繰り返し繰り返し読んでいくべき本なのかもしれない。

2017/10/10

ruki5894

4年ぶりの再読。こんなに軽かったかしら…?と思った。それは多分自分が成長したのではなく、この4年の間に、何度もこの本のことを思い出したからなのではないだろうか…。大きな震災。悲しいニュース。怒りを覚える事件。そんな時とこかでこの本を思い出していたのかもしれない。

2013/09/13

きなこ

考えるためのエッセンスが詰まったエッセイ。あえて深く突き詰めることなく、余地を残しているだけに、さらっと読み終えることもできる。けど、そういう読み方をしたらもったいない気がする本。ある出来事について、ひとつの視点だけでなく、別の視点が示唆されていて、考えるヒントが与えられる。

2017/01/03

まあい

全面的に波長の合う本ではないが、だからこそ考えることを後押ししてくれる一冊。(引用)「もし私自身が認知症になったとき、認知症の私は、自分の人生にどのような価値を見いだすのだろうか。価値を判断する主体である『私』自身が、明晰さを失って、崩れかけているときに、世界はどのような相貌をもって私の前に現れるのだろうか。」「近代哲学は、問いを発する私自身が崩れはじめたときの『私』というものを、扱うことができない。」(p175)

2016/05/31

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