映画的建築/建築的映画
映画的建築/建築的映画 / 感想・レビュー
夏紀
先月途中まで読んだ、、、気がする。あまり内容は覚えていないんだけど、私には難しくてでも少し面白いとも感じられた気がする。全然覚えてない。また借りてこよう。
2019/09/01
鯨、或は山田
映画における建築というか、映画における建築を含んだ都市論とか大道具、のような印象。また、逆に「建築における映画(性)」はちょっと見て取ることができなかった。刺が無くて読みやすかったが、しばらくすると忘れてしまいそう。押井論なんかは非常に面白かったが、建築の話をしてたかどうかは覚えていない。
2014/10/12
ひろただでござる
現在のCGで創られる「建築」はどうなんだろう…ましてブルーやグレーの背景の前で演ずる俳優たちはどう感じてるんだろう…と思った。エイゼンシュタインの時代だとズームやパンもできないどころか音さえもない事からくる(純粋)な視覚芸術としての映画という価値を持つ(多分)のに対して消費前提の昨今の映画とでは比べるべくもないと思う。小津安二郎は他で語り尽くされている感があるけど押井守論は結構面白かった。建築に関しては現代に近づくほど「スゲェ~!」とは思うけど「いいなぁ…」とは思えない、が落水亭は別。まぁライトやけど。
2020/10/19
quabex
「序」で「いかに建築と映像をつなぐか」が述べられる。しかし、エイゼンシュタインは、父が建築家で自らも土木工学専門学校に入学したとあるのを読んで(p.281)、「なんだ、とっくにつながっていたんだ」と思った。取り上げられるのは古今東西の映画。『メトロポリス』も『ヱヴァンゲリヲン』も出てくる。映画と建築とを結びつけることに意表を突かれた感じはない。でもこの本で映画の中の建築に向ける多様な視線を知ったことで、映画を観る楽しみが増えたような。絶賛公開中の韓国映画『パラサイト』も建築という切り口で観ることができる。
2020/01/16
tkm66
かの俊英を持ってしても「映像美術」の芯には届かないのか、と。
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